^_^再3値下。Canon FX FL50mm f1.4付　動作良好

¥3887

(税込) 送料込み

商品の説明

canon fx 説明

1964年発売のキャノン製一眼レフカメラです。
不調な個体を修理、調整したものです。
古い品物ですので、外装は使用感があり、BODYには、小傷、塗装の劣化など。レンズには、ほこり、カビの跡などがあり、美品ではありません。
外観の綺麗さよりも、機能回復を主眼に修理、調整したものですので、良好に動作します。
主な整備内容は、以下の通りです。

・プリズム、ピントグラス清掃
・シャッター軸注油、シャッター膜速調整
・遮光材交換、反射防止塗料補修など。
・200mmレンズによる無限遠ピント確認等。

修理に際し、モルトプレーンというスポンジ状の遮光剤は、加水分解したり、粉状になって内部を汚しており、これらを撤去・清掃。使用場所に応じて、フェルト、毛糸、コルクなど、劣化しにくい素材に置き換えています。ただし、クイックリターンミラーのクッションに使われている部分は、代替の素材が思いつかず、モルトプレーンを新しい物に交換しています。

シャッターはオシロスコープで、先幕と後幕の両方の走行速度を測定して調整しており、全速度安定して動作しています。代表して、1/250、1/500の測定画像を添付していますのでご覧ください。
その他、各部の動作は整備済みですが、フラッシュライト用接点の動作タイミングは未整備です。

ピント合わせは、スプリットイメージ式と呼ばれる物です。中央部のプリズム部分で対象物がズレ無く見えるようにレンズのピントリングを調整する方式です。中央部のサークルが大きいので見やすいと思います。
このCanonFXは、TTL測光が普及する以前のカメラで、前面にCDSセンサー、上部左側に露出計表示窓があります。シャッター速度のダイアルに連動して文字盤が動き、露出計の針が示すf値をレンズにセットすれば適正露出になる仕組みです。詳しい使い方は、取扱説明書をお調べください。
露出計用の水銀電池(1.35V)は、入手困難なので、酸化銀電池(SR44:1.55V)を使えるように改造してあります。SR44(または、互換品)でバッテリーCHECKの指針が丁度良くなるように調整済です。
露出計の動作は、測光の指針が概ね単体露出計の指示と合うように調整してあります。
さらに調整する場合は、シャッターダイアルに付いている、フィルム感度の設定を変更して使用して下さい。