「了」―中国語のテンス・アスペクトマーク了の研究― 著者:劉勳寧

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【内容紹介】

1988年、中国語学界最大の学術誌『中国語文』第5号の巻頭に、後に本書の第1章となる「現代漢語詞尾了的語法意義」が発表されると、たちまち世界からの注目を浴びた。日本の学術界からも賛同と敬意の声が寄せられ、「80年代以降の中国語アスペクト研究において最も大きな影響力をもつものの一つ」「了の研究で中国の学会をリードしている」と評された。また、この業績に対し、米国科学アカデミーからは中国青年学者基金を受けるに至った。その後の30年にわたる研究の進展を一冊にまとめたのが本書である。

【著者紹介】
劉勲寧（りゅうくんねい）
明海大学外国語学部教授、大学院応用言語学研究科博士課程研究指導教授。言語学者として多くの論文を執筆している。
主な論文に『再論漢語北方話的分区』『多元一極模式与中国的語言社会』『得的性質及其後所帯成分』『民俗調査与語言研究』『文白異読与語音層次』など。『做和作』『朴字的音』『釈吾我』などもよく知られる。
著書に『現代漢語研究』（北京語言文化大学出版社刊）、「漢字の書法の歴史」（『国際未来社会を中国から考える』（東方書店刊）に掲載）など。

「了」―中国語のテンス・アスペクトマーク了の研究
现代汉语时态标记了的研究
　著　者　劉勲寧
　発行者　段景子
　出　版　日本僑報社
　判　型　四六判　上製本　224頁
　発　行　2019年9月20日
　

「「了」―中国語のテンス・アスペクトマーク了の研究―」
劉勲寧
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